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インテリア・100均のおすすめグッズ
建築・インテリアの大学を卒業後、大手家具メーカーに勤務。
現在はライフスタイルの専門ライターとして活動中です。
インテリアや観葉植物、100均のおすすめグッズ紹介などについて執筆しています。
書類や名刺、写真、ポストカードなど、大切に保管しておきたい紙製のアイテムは、ラミネート加工して補強するのがおすすめです。
ラミネートとはプラスチック製のフィルムに印刷物などを挟んで貼り合わせることで、耐水性や耐久性がアップする加工。
薄いプラスチック板のようになるため、コピー用紙も折れにくくなり、水に濡れて印刷が剥げてしまうことも防げます。
また、見た目に光沢が出て、質感がよくなるのも魅力です。
例えば、自宅のインクジェットプリンターで印刷した原稿用紙も、ラミネート加工することで強度がアップしインクもにじまなくなります。
そんなラミネートシートは、100均でも種類豊富に取り扱っています。
ラミネート加工といえば専用の機械が必要かと思われますが、100均では手貼りで簡単にできるものも揃っています。
そこで今回は、100均ワッツで買える手貼りのラミネートについて紹介します。
サイズバリエーションや使い方、活用アイデアなどを紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
目次
100均ワッツのラミネートは手貼りでOK
ラミネートの加工方法には2種類あり、ラミネーターと呼ばれる熱を発生させてフィルムを圧着する機械を使うタイプと、手貼りで簡単にできるタイプがあります。
あまり頻繁にラミネートを使うことがない人は、わざわざラミネーターを用意するのは大変です。
そのため、手貼りのラミネートが手軽に使えておすすめです。
100均ワッツで取り扱っているラミネートシートは手貼りが可能なので、機械が不要で初心者でも挑戦しやすいでしょう。
また、熱源を使わないため安全で、子どもと一緒に工作する時にも向いています。
ラミネートの使い方を紹介
それではここで、100均ワッツで購入できる手貼り用ラミネートの使い方を解説します。
ラミネート加工したいアイテムとそのサイズにあったラミネートシートを用意したらOK。
一緒に、ハサミや定規を用意しておくと、スムーズに進められますよ。
ステップ1:フィルムを剥がす
100均ワッツのラミネートシートは片面に方眼の剝離紙がついています。
この剥離紙がついた方を上面にして、フィルムをめくりましょう。
ステップ2:フィルムにアイテムを乗せる
下面になっているフィルムの上に、原稿など挟みたいアイテムを裏向きに乗せます。
剥離紙がついていない方のフィルムは粘着性がないので、位置の微調整も可能です。
周囲の余白が均等になるように配置しましょう。
ステップ3:ラミネートシートの細い方を先に剥がす
ラミネートシートの剝離紙のうち、端にある細い方を先に剥がします。
この細い剥離紙がついているのはA4・A5・ハガキサイズの3種のみで、写真L版サイズと名刺サイズにはありません。
ステップ4:原稿の端を当てる
細い剥離紙を剥がした部分に原稿の端を当て、空気が入らないように押さえます。
先にこの部分を貼り付けておくことで原稿とラミネートフィルムを固定させるので、あとの作業時にずれにくくなります。
ステップ5:ラミネートフィルムを貼っていく
残りの剝離紙を剥がしてラミネートフィルムを貼っていきますが、その前にゴミやホコリが入っていないかチェックしておくのがおすすめ。
一度挟んでしまうと剥がせなくなるので、明るい場所でよく見ながら作業しましょう。
ゴミがなければ大きい方の剝離紙を少しずつ剥がしていき、反対の手でゆっくりラミネートフィルムを押さえながら、空気が入らないように貼っていきます。
ステップ6:入ってしまった空気を抜く
もし空気が入ってしまった場合は、定規や下敷きなどで押さえて抜いていきましょう。
また、原稿のフチにも空気が入りやすいので、定規の角を使ってなぞるようにするときれいに空気を抜けます。
ステップ7:余分な部分をカットする
原稿とラミネートシートのサイズによっては、大きな余白が出る場合もあります。
その際は、余ったラミネート部分をカットしましょう。
角を直角に切ると、鋭くなってケガをしてしまう恐れがあるので、丸くカットするのがおすすめです。
100均ワッツのラミネートをサイズ別に紹介
100均ワッツでは5種類のサイズのラミネートシートを取り扱っています。
一番大きなA4サイズから小さい名刺サイズまでバリエーション豊かなので、ラミネート加工したいアイテムにあわせて選ぶといいでしょう。
また、A4サイズ以外は複数枚入っているので、たくさん加工したい時にも便利。
初心者で失敗が気になる人は、枚数の多い小さめサイズを選んで練習してみるのもおすすめです。
ここからは、100均ワッツで買えるラミネートについてサイズ別に全種類紹介していきます。
サイズの目安が知りたい人はぜひチェックしてください。
商品名 | JANコード | 価格 | 公式サイト |
簡単手作りラミネートA4サイズ | 4982790329614 | ¥110 | 購入はこちら |
簡単手作りラミネートA5サイズ | 4982790329621 | ¥110 | 購入はこちら |
手貼りで簡単ラミネート L版サイズ 3枚 | 4982790329515 | ¥110 | 購入はこちら |
手貼りで簡単ラミネート ハガキサイズ 3枚 | 4982790329508 | ¥110 | 購入はこちら |
手貼りで簡単ラミネート 名刺サイズ 5枚 | 4982790329522 | ¥110 | 購入はこちら |
簡単手作りラミネートA4サイズ
商品名 | JANコード | 価格 | 公式サイト |
簡単手作りラミネートA4サイズ | 4982790329614 | ¥110 | 購入はこちら |
A4サイズは100均ワッツが取り扱うラミネートの中で一番大きなサイズです。
ラミネートシート本体の大きさは220×307mmで、A4サイズのコピー用紙(210×297mm)を挟むとちょうど周囲に5mm程度の余白ができます。
こちらの画像でラミネートの上に乗せているのが、A4サイズのコピー用紙です。
そのため、A4やB5サイズの大切な書類や原稿などを保護する時におすすめです。
A4よりも小さい原稿サイズであれば、余った部分をカットすることできれいにラミネートできます。
また、雑誌の切り抜きを保存したい時にもA4サイズのラミネートが便利。
一般的なファッション雑誌などの大きさは232×297mmと、横幅が少しだけラミネートシートより大きいので、横を少しだけカットすれば1ページ分そのままをラミネート加工できます。
そんな100均ワッツのA4サイズラミネートシートは1枚入りです。
ラミネート加工する時は、原稿の枚数にあわせて数を揃えてください。
簡単手作りラミネートA5サイズ
商品名 | JANコード | 価格 | 公式サイト |
簡単手作りラミネートA5サイズ | 4982790329621 | ¥110 | 購入はこちら |
こちらはA5サイズのラミネートです。本体サイズは158×220mmで、A5(148×210mm)の原稿を挟んだ時に周囲に5mmの余白ができる寸法。
ちょうどポストカード2枚分をラミネート加工するのにも適したサイズです。
A5サイズのラミネートシートは1袋2枚入りなので、ポストカードをたくさんラミネートしたいのであれば、後ほど紹介するハガキ用サイズのものよりもこちらの方がコスパがよくなります。
A5サイズは使い勝手のいい大きさなので、いろいろなアレンジができるのもポイント。
真っ白の用紙を挟めば、簡単にホワイトボードを手作りすることができます。
ラミネートはホワイトボード用マーカーが使えるため、ラミネートの上から書きこんだり簡単に消したりすることが可能です。
冷蔵庫に貼ってメモ代わりにできる上に、薄くてコンパクトなので、そのまま持ち運ぶこともできます。
買い物リストを作って、そのまま持っていくこともできるので便利ですね。
もちろん、保存したい原稿やポストカードなどを保護するための使い方もおすすめです。
手貼りで簡単ラミネート L版サイズ 3枚
商品名 | JANコード | 価格 | 公式サイト |
手貼りで簡単ラミネート L版サイズ 3枚 | 4982790329515 | ¥110 | 購入はこちら |
こちらは写真L版サイズの手貼り用ラミネートシートです。L版とは一般的な写真の大きさのこと。
カメラ屋さんやコンビニなどで現像した時の定番サイズです。
L版ラミネートシートの本体サイズは97×139mmで、L版(89×127mm)の写真を挟むと適度な余白ができる仕上がりになります。
大切な写真を汚れやキズなどから守りたい時には、ラミネート加工して保護するのがおすすめです。
自宅のインクジェットプリンターで印刷した写真は、保管場所によっては退色してしまう場合もあります。
特に日の当たりやすい場所に写真を飾る場合は注意が必要です。
そんな時に、ラミネート加工をしておけば、写真の鮮やかな色合いをキープするのに役立つでしょう。
また、家族写真を手帳などに挟んでいつも持ち歩きたいという場合も、ラミネート加工しておけばキズや折れなどから守ることができます。
L版サイズのラミネートは3枚入りなので、加工したい写真の枚数にあわせて購入してください。
手貼りで簡単ラミネート 名刺サイズ 5枚
商品名 | JANコード | 価格 | 公式サイト |
手貼りで簡単ラミネート 名刺サイズ 5枚 | 4982790329522 | ¥110 | 購入はこちら |
こちらは名刺サイズの手貼り用ラミネートです。
本体サイズ65×100mmのシートが5枚入っています。
日本で一般的に使われている名刺サイズ(55×91mm)にぴったりな大きさで、100均ワッツで取り扱うラミネートシートの中で一番小さいタイプです。
こちらはその名の通り、名刺を保存したい時に最適ですが、そのほかにも紙製の診察券やポイントカードなどを保護するのにも向いています。
特に医療機関の診察券は紙製のものだと劣化しやすいので、ラミネート加工しておくと安心。
折れたり汚れたりしにくくなり、財布などにも入れやすくなります。
また、保管しておきたいタグやラベル、ステッカー、カードなどを補強するのにも便利なサイズ。
5枚入りなので、1袋でたくさんラミネート加工できるのも嬉しいポイントです。
小さいサイズなので、貼り付け作業も簡単にできます。
ラミネート加工時に失敗してしまうのが気になる初心者の人は、こちらのコンパクトな名刺サイズで練習してみるのもいいかもしれません。
手貼りで簡単ラミネート ハガキサイズ 3枚
商品名 | JANコード | 価格 | 公式サイト |
手貼りで簡単ラミネート ハガキサイズ 3枚 | 4982790329508 | ¥110 | 購入はこちら |
こちらはハガキサイズのラミネートシートです。
本体サイズは114×164mmで、郵便はがきやポストカード(100mm×148mm)を挟むと、約7mm程度の余白が周囲にできる大きさになっています。
こちらは大切なポストカードを汚れやキズから守りたい時におすすめ。
お気に入りのデザインのポストカードをディスプレイする時も、ラミネート加工しておけば汚れが気になりません。
また、万が一汚れてしまった時も水拭きしてきれいにすることができます。
友人や家族から送られた大切なはがきを長期間きれいに保存したい時にも便利です。
ラミネート加工しておけば色褪せ防止に役立つので、手書きの文字や写真の鮮やかさをキープすることができるでしょう。
そんなハガキサイズラミネートの内容量は3枚なので、加工したい原稿の枚数にあわせて数量を調整してください。
たくさんのはがきをラミネートしたい場合は、先にご紹介したA5サイズの方がコスパがよくなりますが、カット作業が必要になります。
ハサミで切るのが手間に感じる人は、こちらのハガキサイズが扱いやすいでしょう。
ラミネートの活用アイデア
ラミネートは原稿や写真、名刺などを汚れやキズなどから守ることはもちろん、アイデア次第でさまざまな使い方ができます。
水濡れや汚れに弱い普通の紙も、ラミネート加工することで耐水性や耐久性がアップ。
折れたり、破れたりしにくくなります。
その特徴を活かして、いろいろな使い方をしてみましょう。
そこで、ラミネートのおすすめ活用アイデアを紹介していきます。
キッチンで活用できるレシピメモ
雑誌の切り抜きや手書きのメモなどのレシピを保存するのにもラミネートが便利です。
ラミネート加工することで水濡れや汚れに強くなるため、キッチンでも扱いやすくなります。
紙製のレシピだと、濡れたり汚れたりした手では触りにくいもの。
しかし、ラミネートしておくことで、濡れても汚れてもサッと拭き取ることができます。
調理中のキッチンの上に置いても気にならないので、レシピが見やすくなりますね。
また、マグネットを使うとキッチンの壁に貼ることも可能です。
キッチンが狭くてレシピを広げる場所がないという時にも、ラミネートしておけば壁に貼ってスペースの有効活用ができます。
コンロ前に貼ると油ハネが気になりますが、ラミネートしていれば簡単に拭き取りが可能です。
頻繁に作るメニューのレシピをいくつかラミネートし、まとめて冷蔵庫などに貼っておくと、いつでもサッと見ることができるでしょう。
100均ワッツのラミネートならサイズバリエーションが豊富なので、雑誌に載っていたレシピを1ページまるごと保存したい時も、手書きの小さなレシピメモを残したい時もぴったりなサイズが見つけられるでしょう。
整理整頓のラベルに活用
キッチンの保存容器やクローゼットの収納などには、ラベルをつけると整理整頓しやすくなります。
そんな時のラベルもラミネート加工することで活用の幅が広がります。
例えば、キッチンの保存容器に使うラベルを手作りした際に、ラミネートすると水濡れや汚れに強くなって扱いやすくなります。
最近ではインターネットのフリー素材で、おしゃれなラベルのデザインをプリントアウトすることができます。
自宅のプリンターで印刷したものをそのまま保存容器に貼ると、濡れた時にインクがにじんでしまいますが、ラミネート加工することでラベルデザインが崩れるのを防げます。
調味料の保存容器にオリジナルデザインのラベルを使いたい時にも、ラミネートしておけば安心です。
また、作り置きおかずを保存する際に、内容物を書きこむラベルとしてもラミネートが役立ちます。
ラミネートで作ったラベルは、ホワイトボード用マーカーを使うと、書いたり消したりして繰り返し使えるようになります。
さらに裏面にマグネットシートを両面テープで貼り付けておけば、金属製のホーロー容器にくっつけることも可能です。
プラスチックやガラスの保存容器なら、マスキングテープでラミネートラベルを貼るといいでしょう。
使い終わって洗う時にサッとラベルを取り外せるようにしておくのがポイントです。
内容物の名前や賞味期限を簡単に記せるので、冷蔵庫に保存した時の食べ忘れ防止に役立つはずです。
まとめ
今回は、100均ワッツで買えるラミネートについて紹介しました。
プリント用紙や写真、はがきなどを汚れやキズなどから守るためには、ラミネート加工しておくと安心。
手貼りのタイプなら、専用の機械がなくても簡単にできるので、誰でも気軽に使うことができます。
100均ワッツのラミネートは全部で5種類のサイズがあるので、加工したい原稿のサイズにあわせて選ぶといいでしょう。
また、レシピをラミネートしてキッチンで使いやすくしたり、オリジナルラベルを作ったりと活用方法はたくさんあります。
そんな便利なラミネートが気になった人は、ぜひ100均ワッツの手貼り用ラミネートをチェックしてみてください。
※紹介している商品は記事作成時のものです。最新の在庫状況は公式オンラインショップを確認してください。