浮いたり、沈んだり、不思議な「浮沈子」を作ってみた【100均自由研究】

公開日:2019.08.01

更新日:2022.10.14

100円ショップFLET’S(フレッツ)・百圓領事館が運営する『100円のチカラ』レポーターの“ほっち”です。

今日から8月。夏休みの宿題は順調に進んでいますか?

夏休みの工作は決まりましたか??

今回ご紹介するのは、小学校低学年の工作にぴったりの「浮沈子(ふちんし)」です。圧力と浮力に興味を持つきっかけにもなるので、おすすめですよ~♪

 

「浮沈子」って何?

浮沈子(ふちんし)とは、容器を押したり、離したりすることで、中にあるものが浮いたり沈んだりする、圧力と浮力の関係を利用したおもちゃです。

容器の中にある、浮いたり、沈んだりするものも浮沈子といいます。

浮力と圧力の関係については、詳しく解説しているサイトがあるので、100円のチカラでは割愛させていただきます。

浮沈子の材料

いろいろな材料を使った浮沈子があるようなのですが、今回は理科の実験でよく使われているタレビン、ナット、ペットボトルを使いました。

ガラス製のグラスコレクション、マステ、油性ペンはデコレーションで使用するので、マストではありませんが、あるとより楽しくなります♪

★印は、FLET’S・百圓領事館で購入できます。

さあ、材料が揃ったところで、さっそく作っていきましょう!

作り方①浮き沈みするお魚を作る

タレビンのフタを外して、ナットを取り付けます。

油性ペンで色を塗ったり、模様を描いたりするとグンとお魚っぽくなります♪

次に、コップに水を入れ、ナットを付けたタレビンに水を入れて浮き具合を調整します。

写真のように、尾びれの部分が水面から出るくらいにするといいです。

タレビンの中の水の量を変えると、お魚の浮き沈みのスピードが変わります。お魚を2~3個入れる場合は変化をつけると面白いです。

タレビンやナットにも個体差があると考えられるので水の量で説明するのは難しいのですが、水面から出る尾びれの長さに差をつけると、うまくできました。

感覚的な説明でごめんなさい。

作り方②作ったお魚をペットボトルに入れる

まず、ペットボトルに水を入れます。

次に、①で作ったお魚を入れてから少しあふれるくらいに水を入れ、空気が入らないようにフタを閉めたらできあがりです。

※気温が上がると水が膨張するので、キャップはきつく締め過ぎないようにしましょう。また、キャップの周りに詰め物などをすると、ボトルが破裂する危険があります。

ちなみに、タレビンの中にお水を入れすぎると、ペットボトルの底に沈んでしまい浮き上がらなくなります。

こうなってしまったら、ペットボトルのお水を出してお魚を取り出し、浮き具合の調整からやり直します。

ペットボトルの側面を押すとお魚が沈み、手を離すとお魚が浮上すれば完成です。

南国の海をイメージさせるマスキングテープを貼ったり、グラスコレクション(ガラス玉)を入れたり、油性ペンで海藻を描いたりすると、海の中の雰囲気がでますよ。

浮いたり、沈んだりする浮沈子、不思議でおもしろいです。ぜひ作ってみてくださいね♪

※作った浮沈子は、ボトルの膨張を避けるために涼しい場所に保管しましょう。長期保存は避け、一定期間が経過したら破棄してください。

※2020年8月3日更新

 

100均グッズでできる夏休みの工作の記事はこちらからどうぞ♪

>>「100均工作」の記事一覧

 

今回の商品は…

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