執筆者
コスメ検定3級、100均が大好きな薬剤師ライターです。
「かわいい」「美」を求めて、プチプラでも高品質の美容グッズやアイテムについて研究しています。
100均「ワッツ」の美容情報をわかりやすく皆さまにお届けします。
初めてのメイク、どのアイテムをどの順番で使えばいいか迷ってしまいますよね。
プチプラコスメなら、メイク初心者でも手軽にはじめられます。
今回は「これさえ揃えればOK」というメイクアイテムと基本手順を詳しく解説します。
- ベースメイク
- アイメイク
- チーク&リップメイク
まず、これらの基本メイクを押さえましょう。
この記事を読めば、メイクに必要な基本アイテムとその使い方がわかり、自信をもってメイクを始められます。
ワッツオンラインショップで手に入るプチプラコスメも紹介しますので、この機会にメイク道具を揃えてみてくださいね。
目次
初心者が買うべきメイクに必要なものはこれ
基本のメイクは、大きく分けて以下の4種類に分けられます。
- 肌を整えるベースメイク
- 目元の印象を変えるアイメイク
- 血色感を与えるチークメイク
- 色っぽさをプラスするリップメイク
それぞれのメイクにどんなアイテムが必要か、みていきましょう。
ベースメイクに必要なアイテム
メイクアップの最初のステップはベースメイクです。
ベースメイクとは、お肌のトーンを均一にして滑らかに仕上げることです。
ベースメイクで必要なアイテムは以下のとおりです。
- 日焼け止め
- 化粧下地(プライマー)
- ファンデーション
- コンシーラー
- フェイスパウダー
この中でも特に必須なのは、化粧下地とファンデーションの2つです。
ファンデーションはもちろん、化粧下地を使ったほうがメイクのノリやもちが各段にアップします。
コンシーラーやパウダーも必要に応じて使ってくださいね。
アイメイクに必要なアイテム
アイメイクは、目元を強調して顔全体を華やかな印象に仕上げるポイントメイクです。
アイメイクをすると、目を大きく見せたり目力をアップさせたりできますよ。
アイメイクに必要なアイテムは以下のとおりです。
- アイブロウ
- アイシャドウ
- アイライナー
- マスカラ
これらを組み合わせて使うことで、陰影がつき立体感があって奥行きのある目元を作れます。
チークメイクに必要なアイテム
チークメイクは、頬に血色を与えて健康的に見せるポイントメイクです。
チークメイクに必要なアイテムは以下のとおりです。
- チーク(パウダータイプ/クリームタイプ/リキッドタイプ)
- チークブラシ
もともとブラシが付属しているチークもあります。
ただチークブラシを使ったほうが、チークをつけすぎずにふんわりキレイな発色を楽しめます。
メイク初心者さんこそ、チークブラシを使ってみると良いでしょう。
リップメイクに必要なアイテム
リップメイクは、色やツヤを唇にプラスして魅力的な口もとを作るメイクです。
リップメイクで押さえておきたい基本アイテムはこちらです。
- 保湿・下地用リップ
- メインカラーのリップスティック
この2つは必ず揃えましょう。
乾燥して唇がカサカサしていると、せっかくのキレイな色付きが台無しになってしまいます。
メインカラーのリップを楽しむためにも、保湿リップで唇を整えてからメイクをするのが良いでしょう。
ぷるぷるの質感を楽しみたかったらリップグロスをあわせてみてください。
カラーリップと組み合わせると、自分だけのオリジナルの発色を楽しめますよ。
【ベースメイク】初心者向けの選び方と使い方
「つるつる!」「毛穴がない!」「透明感がある!」と周りから褒められるようなお肌をベースメイクで作りましょう。
今回ご紹介するのは、ベースメイクのマストアイテム3種類です。
- 日焼け止め
- 化粧下地
- ファンデーション
メイク初心者が選ぶときのポイントと使い方を順に紹介しますね。
日焼け止めの選び方のポイントと使い方
紫外線はシミやたるみ・シワなどの光老化を引き起こします。
曇りの日やスッピンで過ごす日でも、日焼け止めは必ず塗ってくださいね。
メイク初心者が日焼け止めを選ぶときは、以下の3つのポイントに注意すると良いでしょう。
使用目的と紫外線防止効果の度合いがあっているか
PA(UV-Aを防ぐ効果) | SPF(UV-Bを防ぐ効果) | |
日常使い | + ++ |
20~30 |
アウトドア | +++ ++++ |
40~50+ |
テクスチャーが自分の肌に合っているか
- 乾燥肌:みずみずしいジェルタイプ・乳液タイプ
- 脂性肌:サラサラ感のあるタイプ
無色かカラー付きか
- 無色:ムラになりにくい
- ピンク:血色感がアップ
- ラベンダー:透明感がプラスされてブルべみたいになる
- ミントグリーン:赤味を消す
日焼け止めの効果的な使い方のポイントを紹介します。
- スキンケアで肌のコンディションを整えてからメイクの前に塗る
- 目安量の半分を手に取って、鼻・両頬・額・あごに分けてムラなく伸ばし、そのあと残りの半分を同様に重ねづける
- 耳の裏・えりあし・首も塗り忘れないようにする
- 日焼け止めを塗ったあと、パウダーやファンデなどの粉を重ねづける
日焼け止めを塗りすぎると、顔が白くなりすぎたりベタつきやすくなります。
適量を守って、こまめに塗りなおしましょう。
ウォータープルーフタイプでも、汗や摩擦で落ちてしまうことがありますので、塗りなおしは必須です。
今までのポイントを踏まえると、メイク初心者には日焼け止めアイテムとして「JMソリューションUVスティック ローズ 」が最適です。
SPF50+・PA++++の高い紫外線カット効果があるので、日差しの強い日でも安心です。
幅広のスティックタイプのバームなので、10秒でさっとムラなく均等に塗れます。
持ち運びもできるので、塗りなおしにも便利です。ほんのりピンクで血色感を与え、肌のトーンアップにも使えますね。
化粧下地の選び方のポイントと塗り方
化粧下地は、キメや毛穴をカバーする必須アイテムです。
化粧のりをよくしてメイク崩れを防ぐ効果だけでなく、以下の効果もありますよ。
- 顔色を整える効果
- 光沢やツヤを出す効果
- 毛穴の凹凸をなめらかに整える効果
- テカリを抑える効果
- UVカット効果
自分の肌質や悩みに合った化粧下地を選ぶようにしましょう。
カラーコントロール機能のある下地は、赤みやくすみをカバーし、均一な肌色を作るのに役立ちます。お肌の色ムラを整える色と効果を表にまとめました。
色 | 効果 |
ピンク | 血色のよい肌色に |
イエロー | くすみをカバー |
グリーン(ミント) | 赤ら顔やニキビ痕などの赤みを消す |
オレンジ | くすみ・クマ・たるみに |
パープル(ラベンダー) | 黄みを抑えて透明感をプラス |
化粧下地の塗り方も日焼け止めと同様に、まず少量を顔の中心から外側に向かって均等に伸ばすと良いでしょう。
まぶたや小鼻などの細かい部分も忘れずに塗ってくださいね。
スポンジやブラシを使うと、ムラがなくなり密着度が高まりますよ。
化粧下地はあくまで「肌の状態を整える」目的のものです。
薄く塗り広げた後は、厚塗りせずに少量をポイントで追加してくださいね。
ワッツオオリジナルの「fasmy コントロールカラー 04」は、メイク初心者におすすめの下地です。
さらさらのテクスチャーでべたつきを抑えて化粧もちを良くします。詳しくは商品ページをご覧ください。
ファンデーションの選び方のポイントと塗り方
ファンデーションは肌の欠点をカバーして肌の色をより美しく見せるアイテムです。
メイク初心者がファンデーションを選ぶときは以下のポイントを意識すると良いでしょう。
- 肌質(乾燥肌か脂性肌か)
- 肌色(白いか黒いか/赤いか黄色いか)
肌質 | おすすめのファンデ |
乾燥肌 | リキッドファンデーション
クリームファンデーション |
脂性肌 | テカリ防止機能つきパウダーファンデーション |
色選びも重要です。
首と頬の境目(フェイスライン)に塗ってみて、一番なじむ色を選んでくださいね。
ファンデーションは、保湿をしっかりして化粧下地でお肌を整えてから塗ると綺麗に塗れます。
少量のファンデーションを額、鼻、両頬、顎の5箇所に置いたら、内側から外側に向かって優しく広げてくださいね。
ファンデーションブラシやスポンジを使うとムラなく均一に仕上がり、密着度も高まります。
塗りすぎないように注意すると自然な仕上がりになりますよ。
ナチュラルに仕上がるfasmyリキッドファンデーション 01は初心者の方にもおすすめです。
【アイメイク】初心者向けの選び方と使い方
まぶたやまつ毛を彩るアイメイクは、ぜひ取り入れたい基本のポイントメイクです。
アイメイクで顔の第一印象が大きく変わるので、メイク初心者さんも挑戦してみてくださいね。
- アイブロウ
- アイシャドウ
- アイライナー
- マスカラ
アイメイクで使われるコスメについて、選び方のポイントと使い方を順に紹介します。
アイブロウの選び方のポイントと使い方
左右対称に眉毛を綺麗に書くのは難しくて、眉毛を描くのが苦手な人も多いですよね。
アイブロウメイクに必要なアイテムをピックアップしました。
- ペンシル(フォルムを作る・毛のスキマを埋める)
- パウダー(ボリュームを出す・グラデーションをつける)
- リキッドライナー(毛を描き足す)
- 眉マスカラ(眉毛のカラーを変える)
- ブラシ(毛の流れを整える・ぼかす)
リキッドライナーや眉マスカラは少しコツがいります。
どれを選んだら良いかわからない初心者さんには、やわらか芯で描きやすいマルチジェルアイライナーがおすすめです。
髪色よりワントーン明るい色を選んで、以下のように使ってみてください。
- ブラシで眉毛を整える
- パウダーを眉毛が生えている所に乗せる
- 毛が足りないところをペンシルで書き足す
- ブラシでぼかし再度整える。
まずは、大体の形は変えずに色、形を整えることから始めてみてくださいね。
アイシャドウの選び方のポイントと使い方
アイシャドウは、目元に陰影をつけてほりを深く見せます。まぶたに深みや輝きをプラスすることで、目元の表情に立体感が出ますよ。
メイク初心者さんには、パレットアイシャドウがおすすめです。
1つ持っているだけで色選びに迷いませんし、慣れない人でも自然なグラデーションを作れるでしょう。
以下のように、4色以上入っているアイパレットを選ぶと重宝しますよ。
- ハイライト(ホワイト系のカラー):光を集めて立体感を強調する。
- ツヤ(ベース色):明るくて淡いベージュの色が多い。パール入り。アイホールに塗る。
- 中間色(ツヤと締め色の間の色):グラデーションになるようにバランスが取れた色
- 引き締め色(濃い色):まぶたのキワに細くアイラインのように引くことが多い。目の輪郭をハッキリさせる。
二重の目や奥二重・一重など目の形によって、塗り方はさまざまです。
あなたが1番可愛く見える塗り方を探してくださいね。
おすすめはワッツオリジナルのコスメブランド、fasmyの4色アイシャドウです。
220円(税込)で4つの色が入っていて便利ですよ。
アイライナーの選び方のポイントと使い方
目の縁にラインを引いてくっきりと目の形をつくるアイライナーは、目力アップに欠かせません。
アイライナーは大きく分けて以下の3タイプです。
- ペンシル・クレヨン
- リキッド(筆ペン・細筆・フェルトペン)
- ジェル
メイク初心者さんはペンシルタイプかリキッドタイプを選ぶと良いでしょう。
メリット | デメリット | |
ペンシル | ぼかしやすい | 色落ちやすい |
リキッド | 落ちにくい 発色が良い |
修正しにくい |
慣れないうちはペンシル、綺麗にラインを引けるようになってからはリキッドと使い分けても良いですね。
リキッドの方が発色もよく落ちにくいので、目力をアップさせたい人にオススメです。
- 目尻を引っ張る
- 目尻の切れ目から横に5ミリ程度線を引く
- その線に沿うように少しずつ根元を太くしていく。
上記のような手順でアイライナーを使うと、綺麗にアイラインをひけます。
おすすめはワッツオリジナルのfasmy マルチジェルアイライナー です 。
アイラインはブラックだとキツく見えてしまうため、ブラックよりも少し薄目の色のほうが優しい印象になります。
特にピンクグレージュは、ほんのりピンクがかったグレージュで大人の抜け感を出してくれますよ。
マスカラの選び方のポイントと使い方
マスカラはまつ毛を濃く長く見せて、目のサイズを大きく見せる役割があります。
マスカラによっては、以下のように機能が異なります。
- ボリュームアップ
- ロングラッシュ
- カール
自分のなりたいまつ毛に合わせて使い分けてくださいね。
他にもウォータープルーフや耐水性フィルムになっているかも大きなポイントです。
ウォータープルーフは専用のリムーバーが必要ですが、フィルムタイプはお湯で落とせます。
マスカラを使うときの手順はこちらです。
- ブラシでまつ毛の流れを整える
- まつ毛や瞼の油分をパウダーやティッシュでオフする
- ビューラーをしてまつ毛を上げる
- マスカラの液をしごいて大量につかないようにする
- 根元にあて一度ジグザグさせそのまま先まで滑らせる
おすすめはまつ毛、眉どちらにも使用できるfasmy マスカラ&アイブローです。
【チーク&リップメイク】初心者向けの選び方と使い方
チークとリップ、まずどんな色を選んだらよいのか悩みますよね。
どう選んだらよいかわからない人におすすめなのが、チークとリップの色味を合わせる選び方です。
- ピンク系:ふんわりガーリーな雰囲気
- レッド系:色っぽくて大人っぽい雰囲気
- オレンジ系:元気でキュートな雰囲気
チークとリップ、それぞれさまざまな形状のアイテムがあります。
どんな点に気を付けて選んだらよいのかポイントを見ていきましょう。
チークの選び方のポイントと使い方
ベースメイクの総仕上げチークは、ふんわりと丸くて血色のある頬を演出するアイテムです。
メイク初心者の人は、以下の点に注意して選ぶと良いでしょう。
- ファンデーションになじみやすい
- ぼかしやすい
- 色が変化しないこと
クリームタイプのチークも簡単に密着するので、メイク初心者の方におすすめです。
色の濃さを調整してから、人差し指、中指、薬指の3本の指で、にこっと笑って一番高くなるところに軽くポンポンとなじませましょう。
内面からじゅわっと自然な血色が出て、ナチュラルなツヤ感を楽しめます。
また、チークの定番のパウダータイプも人気です。
ファンデーションの後にブラシに取り、手の甲で調整したあと、ぼかす用に少しずつ頬に入れていきましょう。
可愛らしくふんわりした雰囲気に仕上げたい時はパウダータイプがおすすめです。
おすすめはハイライトやチークにも使えるfasmy つや肌スティックです。
その他の100均ワッツで変えるおすすめのチークをこちらの記事でまとめています。合わせてご覧ください。
リップの選び方のポイントと使い方
リップメイクは顔色をよく華やかに見せてくれます。
- マットタイプ
- 透け感がありツヤが出るタイプ
大きく分けて2種類ですが、マットタイプは乾燥しやすいので、初心者の方はまずツヤが出るタイプを選ぶと良いでしょう。
ツヤが足りないときは、リップグロスもプラスすると良いですよ。
リップの上からの重ねづけはもちろん、リップグロスだけでキレイな発色のアイテムも多いです。
fasmy リップスティックは、1本で発色とうるおいをカバーできます。
何を選んだら良いのかわからない!という方にはおすすめな1本です。
メイク初心者にはナチュラルメイクがおすすめ
ナチュラルメイクはメイク感はないけれど綺麗に見えるようなメイクです。
メイク初心者には、以下の手順にそってナチュラルメイクを取り入れるのがおすすめです。
- スキンケアでしっかり保湿する
- 日やけ止めを塗る
- 化粧下地を薄く塗る
- ファンデーションを薄く塗る
- 軽くフェイスパウダーをつける
- アイブロウを整える
- 1~2色でアイシャドウを塗る(ベージュ系・ブラウン系・ピンク系)
- アイラインを軽く引く(目尻だけなど)
- ビューラーでまつ毛を上げる
- マスカラを塗る
- 薄めのチークを塗る(コーラル系)
- 薄い色のリップを塗る
好みやお悩みによっては、ノーズシャドウやハイライト、コンシーラーを付け加えても良いですね。
ナチュラルメイクのコツ
メイクをナチュラルに仕上げるコツは、5つあります。
1.ファンデーションを薄く塗る
ファンデーションで隠そうとするとどうしても厚塗りに見えてしまいます。
本当に隠したいところには化粧下地とコンシーラーでカバーできます。
それ以外は仕上げにパウダーをブラシを使ってサッとする事でよりナチュラルな仕上がりになりますよ。
パフやファンデーションブラシで、両頬にポンポンとおいてそれを顔の外側にむかって伸ばしていきましょう。
2.アイブロウの描き方
眉頭は必ず5ミリほど開けてから毛流れに沿って描いてください。
眉頭までしっかりかくと不自然な印象になります。
描いた後は、パウダーやブラシなどでぼかすと良いですよ。
3.アイラインの描き方
まつ毛とまつ毛の隙間を埋める感覚で細く引きます。
目尻をオーバーラインしたい場合は5ミリ程度にとどめるとナチュラルに仕上がりますよ。
4.濃い色を使わない
1回で色をのせようとするのではなく、何度か重ねて綺麗な色味を出していけばいいと思います。
5.ラメやパールは使わない
ナチュラルメイクでは素肌感が命です。
ツヤ感を出したいからといってラメやパールを使うのはおすすめできません。
上記の5つのポイントに気を付けて、ナチュラルメイクを楽しんでくださいね。
まとめ:メイク初心者が買うものはプチプラでそろえよう
これからメイクに挑戦する初心者の方に向けて、買うべきメイク道具をカテゴリー別に紹介しました。
今回紹介したアイテムや手順を参考に、ナチュラルメイクから始めると良いでしょう。
自然な仕上がりなので失敗も少ないです。
またワッツオンラインショップで手に入るプチプラコスメも紹介しましたので、この機会に必須アイテムを揃えてメイクをはじめましょう。
ベースメイク・アイメイク・チーク&リップメイク、1つでも始めると新しい自分に出会えるかもしれません。
ワッツオンラインショップでお気に入りの商品を探してみてくださいね。